2026.02.24
ホットヨガをやってはいけない人は?向いていない人の特徴と注意すべきポイント
「ホットヨガを避けた方がいい人は?」
「始めてみたいんだけど何に注意すれば良い?」
一般的に妊娠中の方や心臓病・高血圧・腎臓病など持病を持っている方はホットヨガをやめておくべきと言われています。
室温35〜40℃前後の環境では脱水や血圧の変動が起きやすいとされています。
なお、持病がある方・服薬中の方は、主治医への相談とスタジオの受講規定を優先して確認しておきましょう。
この記事では、受講を控えた方がいい人の目安や不調が起きやすい仕組み、安全に続けるポイントについて説明していきます。
参加を考えている人は、自分が安全に参加できるか参考にしてみてください。
ホットヨガをやってはいけない人とは
ホットヨガを避けたほうがよいのは、高温多湿の環境で症状が悪化する可能性のある持病のある人、または当日に体調が整っていない人です。
スタジオの室温は35〜40℃前後、湿度は50〜60%程度になることがあり、発汗増加や心拍数上昇、血圧変動が起こりやすい点を前提に考えましょう。
ここではホットヨガを安全に始められるように、どういった人は注意すべきかお伝えしていきます。
心臓の病気がある人は要注意
心臓の病気がある人は、ホットヨガで心拍が上がりやすいため、まず主治医に運動の許可をとっておくと安心です。
暑さによって循環器に負担がかかりやすく、動悸や息切れが出ることがあります。
不整脈、狭心症、心不全などの既往がある場合は、症状が軽くても「暑さ+運動」の組み合わせによってリスクが高まる可能性もあります。
受講する場合は、低温・短時間から始め、息が上がりすぎない範囲にとどめるようにしましょう。
胸の痛み、強い動悸、息苦しさが出たら中止し、改善しないときは医療機関に相談してください。
高血圧の人は医師に相談
高血圧がある人は、ホットヨガを始める前に医師へ相談し、血圧が安定しているか・運動してもいいかを確認してください。
暑さと運動で心拍が上がるため血圧が上下しやすく、立ちくらみや動悸につながることがあります。
降圧薬を飲んでいる場合は、脱水で血圧が下がりすぎたり、ふらつきが出たりするケースもあるため注意が必要です。
受講するなら、こまめな水分補給と休憩を前提に、強度の低いクラスを選ぶようにしましょう。
腎臓の病気がある人は脱水に気を付ける
腎臓の病気がある人は脱水の影響を受けやすいため、主治医の許可がない限りホットヨガは控えておいたほうがいいでしょう。
大量に汗をかくと体液量が減り、腎血流が低下して腎臓に負担がかかりやすいといわれています。
慢性腎臓病(CKD)や透析治療中などの方は水分・塩分の管理に制限があることも多く、一般的な補給方法が合わない場合があります。
参加を検討するなら、運動強度・発汗量・補給量の目安を医療者に確認し、常温を含む無理のない環境を選ぶことが大切です。
むくみや息苦しさなど体液バランスの変化が出やすい人は、特に慎重に判断してください。
当日に体調不良がある人は避ける
当日に体調不良がある日は、ホットヨガを休むことが安全につながります。
無理に参加してもメリットよりリスクが上回りやすいです。
発熱、喉の痛み、下痢、嘔吐、二日酔い、寝不足などがあると、脱水やのぼせ、頭痛が起こりやすくなります。
特に「めまいが続く」「吐き気が強い」「脈が速いのに息が苦しい」といった症状がある場合は、運動自体を控える判断が大切です。
体調が戻ってからも、最初は短時間のレッスンにしておき、発汗量と回復の程度を見ながら戻すのが現実的です。
無理をしない日を作ることが、結果的に継続と上達につながります。
妊娠中や産後すぐの人は常温ヨガも検討しよう
妊娠中や産後すぐの時期は、ホットヨガよりも常温ヨガがおすすめで、運動する場合も医師・助産師に相談してから始めましょう。
妊娠中は体温上昇や脱水を避けたい時期で、高温環境ではのぼせや立ちくらみが起こりやすく、体調変化に気づきにくいことがあります。
産後は睡眠不足や出血、体力の低下が残りやすく、高温多湿の負荷でめまいや頭痛が出る可能性があります。
運動を再開するなら、呼吸法やストレッチ中心の常温ヨガや軽い運動から始めて、段階的に強度を上げるほうが安心です。
施設側の受講条件(妊娠週数、産後何週以降など)が設けられていることもあるため、事前確認もセットで行いましょう。
スタジオが定める「ホットヨガをやってはいけない人」の考え方
多くのホットヨガでは「安全に参加できるか」を判断するための規定を設けています。
ロイブでも、公式サイトの利用規約や受講時の注意事項に沿って、体調や既往歴によって受講が難しい場合や、事前相談を求められる場合があります。
ここでは、ロイブの規定を「受講してよいか迷ったときの判断材料」として整理し、事前に何を確認すれば安心かをまとめます。
ホットヨガスタジオの規定は、室温35〜40℃前後・湿度50〜60%程度の環境で起こりやすい脱水や、心拍・血圧の変動といった負担を想定して作られています。
ただし同じ病名でも、症状の重さや服薬内容によってリスクは変わります。
規定は、あくまでも事故を防ぐために設けられた最低限の安全ルールだと捉えると理解しやすいです。
受講可否の考え方は、次の3つで分けられることが多いです。
- 受講できない(断られる可能性が高い):当日の急性症状(発熱・嘔吐・下痢・強いめまいなど)、感染性疾患が疑われる状態、飲酒直後など
- 事前相談が必要(条件付きになりやすい):心臓病、高血圧、腎臓病、呼吸器の持病、妊娠中や産後間もない時期、医師から運動制限が出ている場合など
- 自己判断で受講しない(途中中止も含む):頭痛・動悸・息苦しさ・胸の違和感、立ちくらみ、強い倦怠感がある日
規定では「自己申告+当日の体調確認」が基本で、問診票やカウンセリングの内容が判断材料になります。
利尿剤など脱水につながりやすい薬を服用している場合は、発汗量が増える環境で血圧低下やふらつきが起こりやすくなることがあるため注意が必要です。
また妊娠中は体温上昇や脱水を避けたい時期なので、医師の許可の有無や当日の体調によって受講不可となるケースもあるでしょう。
スタジオによっては安全確認のために医師の同意書や診断書の提示を求める場合があるので、事前に問い合わせておくとスムーズです。
受付やインストラクターには次のような情報を伝えておくと安心です。
- 診断名がある持病(心臓・血圧・腎臓・呼吸器など)と、直近の症状の有無
- 服薬の内容(降圧薬、利尿剤、眠気が出る薬など)と、飲み忘れの有無
- 妊娠の可能性、産後の時期、授乳中かどうか
- 当日の体調(寝不足、二日酔い、頭痛、めまい、下痢など)
また、ロイブでは受講可能でも、持病があるとき・心配なときは次の順で確認しておきましょう。
- 主治医にホットヨガの参加の可否と、注意すべき症状を確認する
- ロイブの店舗へ持病・服薬・体調を伝え、受講条件や必要書類の有無を確認する
- 参加する場合は短時間・低強度のレッスンを選び、途中退室しやすい位置を確保する
- 当日は少しでも異変があれば中止し、改善しないときは医療機関へ相談する
規定は「制限」というより、脱水や血圧変動が起こりやすい環境で事故を防ぐためのルールです。
安全のためにも、最初から無理をしない選択肢(常温・低温・短時間)を用意しておくと安心です。
ホットヨガで不調が起きやすい理由とは
ホットヨガで不調が起きやすい主な理由は、高温多湿の環境で運動することで「体液(汗)」「循環(心拍・血圧)」「心と体のバランス」の負担が重なりやすい点です。
汗をかくこと自体は体温調節として自然な反応ですが、水分と塩分の不足、血圧の変動がそろうと、めまい・頭痛・動悸などにつながることがあります。
スタジオで一般的な35〜40℃前後・湿度50〜60%程度の環境では、体の変化が普段より大きく出やすいため、起きやすいメカニズムを知っておくことが大切です。
ここではホットヨガで不調が起きやすい理由と注意すべきサインをお伝えします。
大量の汗で脱水になりやすい
ホットヨガは大量に汗をかきやすく、その分脱水になりやすいです。
高温下では体温を下げるために発汗が増えますが、湿度が高いと汗が蒸発しにくく、さらに汗の量が増える傾向があります。
体重の1〜2%程度の水分が失われただけでも、パフォーマンス低下や頭痛、吐き気などが出やすいとされています。
汗で減った体重は脂肪ではなく水分が中心のため、のどの渇きや尿の色の濃さは早めに休む合図として捉えることが大切です。
気分が悪いときは無理に続けず、涼しい場所で落ち着くことを優先しましょう。
脱水が進むと腎臓に負担がかかりやすい
脱水が進むと腎臓に流れる血液量が減り、腎臓に負担がかかりやすくなります。
腎臓は水分が不足すると尿量を減らして濃くし、体内の水分を守ろうとします。
強い脱水や熱中症では、急性腎障害につながることもあるため、持病がある方ほど慎重に判断することが大切です。
レッスン後に尿が極端に少ない、色が濃い状態が続く、強い倦怠感がある場合は、無理に続けず早めに相談しましょう。
不安がある人は、常温の運動に切り替える選択肢も持っておくと判断がぶれにくくなります。
心拍数が上がりやすく心臓に負担がかかりやすい
ホットヨガでは皮膚の血流が増え、同じ動きでも心拍数が上がりやすく、心臓への負担が増えることがあります。
ホットヨガの環境では末梢血管が広がり、循環を保つために拍動数を増やして対応しようとする働きがみられます。
ゆっくりしたポーズ中心でも、高温多湿のストレスと呼吸の乱れが重なると、動悸や息苦しさが出る可能性もあり注意が必要です。
胸の違和感、脈の乱れ、息が整わない感覚が出たときは、姿勢を戻して休み、改善しなければ中止する判断をしましょう。
血圧が変化しやすく立ちくらみや動悸が出ることがある
ホットヨガは血圧が変化しやすく、立ちくらみや動悸が起きることがあります。
暑さで血管が広がって血圧が下がりやすいところに、発汗で循環血液量が減るとふらつきが出やすくなるのです。
前屈や座位から急に立つ動作が続くと、視界が暗くなる、冷や汗が出るなどのサインが出る場合があります。
降圧薬や利尿剤を服用している方は変化が強く出ることもあるため、事前に医師へ高温多湿での運動の可否を確認しておくと安心です。
そういったサインが出た日は強度を下げ、急に立ち上がらないよう動作の切り替えをゆっくり行いましょう。
温度差で疲れやすく頭痛やだるさにつながることがある
ホットヨガはスタジオ内外の温度差が大きくなりやすく、その刺激で疲れやすく頭痛やだるさにつながることがあります。
温度差は心と体のバランスに負担をかけ、睡眠不足や体調不良が重なると回復が遅れやすくなることもあります。
レッスン後に急に冷えを感じたり、頭が重い感覚が続いたりする場合は、熱疲労や脱水が背景にあるかもしれません。
クールダウンを長めに取り、急な冷水シャワーや薄着を避けるなど、体温をなだらかに戻す工夫も試してみましょう。
帰り道の冷えが気になる人は、薄手の羽織や靴下を用意しておくと体調が安定しやすいです。
ホットヨガを始めるときに注意が必要な人の特徴
ホットヨガは全員に危険というわけではありませんが、高温多湿の環境で発汗と循環の変化が重なるため、体質や服薬状況によっては不調が出やすいです。
とくに35〜40℃前後・湿度50〜60%程度の環境では、普段より心拍数や血圧が動きやすく、のぼせ・立ちくらみなどが起きることがあります。
ここでは「絶対に不可」とまでは言わないものの、始め方の工夫や事前に相談しておいた方がいい人の特徴を整理します。
暑さが苦手でのぼせやすい
暑さが苦手でのぼせやすい人は、ホットヨガで体温調節が追いつかず不調が出やすいので、慎重に始めると安心です。
高温多湿では汗が蒸発しにくく深部体温が上がりやすいため、顔のほてりや息苦しさが早めに出ることがあります。
入室直後からクラクラする、横になりたくなると感じたら、ポーズを中止して座位で呼吸を整えるようにしましょう。
初回は室温が低めのクラスを選び、出口に近い場所でこまめに休むなど、途中で止められる工夫をして参加すると続けやすいです。
「頑張れば慣れる」と無理せず、少しでも危険サインが出たら中止できる選択肢を用意しておきましょう。
低血圧・貧血体質で立ちくらみが出やすい
低血圧や貧血体質で立ちくらみが出やすい人は、ホットヨガは血圧が下がりやすい環境のため、転倒リスクに注意が必要です。
暑さによる血管拡張に加えて発汗で循環血液量が減ると、視界が暗くなることがあります。
特に前屈から急に立つ動作は避けて、立ち上がる前に一呼吸おいてから動くと、ふらつきを起こしにくいです。
水分だけでなく電解質も意識し、症状が出やすい日は無理に進めず休憩を優先しましょう。
運動習慣がなく「週1でもきつい」と感じる
運動習慣がなく「週1でもきつい」と感じる人は、ホットヨガでは同じ動きでも負荷が高くなりやすいため、段階的に増やすのが安全です。
高温多湿のストレスで心拍数が上がりやすく、筋力より先に息が上がってフォームが崩れると、関節に負担がかかってしまうことがあります。
最初は短時間のクラスやストレッチを中心に選び、翌日のだるさが強いときは間隔を空ける判断も必要です。
慣れてきたら回数よりも「最後まで呼吸が保てる強度か」を基準にし、きつい日は可動域を小さくして質を守るほうが続けやすくなります。
汗による体重減少だけで達成感を決めず、体調と回復が安定しているかも合わせて見ていきましょう。
敏感肌・アトピー・ニキビが悪化しやすい
敏感肌やアトピー、ニキビが悪化しやすい人は、汗と摩擦で刺激が増えて肌トラブルが出ることもあります。
高温多湿で皮脂や汗が増えると、かゆみや赤みが出たり、汗孔が詰まってブツブツが起きることもあります。
レッスン後は肌をこすらずぬるめのシャワーで汗を流し、保湿を早めに行うとバリア機能の低下を抑えやすいです。
ウェアは縫い目の段差が少ないものを選び、特に汗を含んだ状態で擦れやすい脇・股・ウエスト周りの対策をすると不快感が減ります。
外用薬で治療中の場合は、発汗で薬が落ちたり刺激感が変わったりするため、運動時のケア方法を皮膚科で相談するとよいでしょう。
利尿剤など脱水になりやすい薬を飲んでいる
利尿剤など脱水になりやすい薬を飲んでいる人は、発汗と重なると水分・電解質が減りやすいため、事前に医師や薬剤師へ確認したいところです。
利尿薬のほか、糖尿病治療薬で尿量が増えるタイプや下剤の常用でも、レッスン中に口渇やこむら返りが出やすい傾向があります。
自己判断で服薬を中止せず、参加する日は水分だけでなくナトリウムなどの補給も意識し、体調が悪ければ早めに中断しましょう。
薬の影響で血圧が下がりやすい場合もあるため、動悸やふらつきが出た経験がある方は、常温ヨガも選択肢に入れると安心です。
ホットヨガを安全に続けるためのポイント
ホットヨガは発汗と血圧の変動が起きやすいため、水分・塩分・強度調整をセットで考えると安全性が高まります。
レッスン前後の補給と、中止サインをあらかじめ決めておくと判断がぶれにくくなります。
必要量は体格や室温・湿度(35〜40℃前後、湿度50〜60%程度など)、運動量で変わるため、のどの渇きや尿の色・尿量も参考に調整しましょう。
ここではホットヨガを安全に続けるために、補給の目安と続け方のコツを整理します。
水分補給はこまめに行う
ホットヨガは脱水が起きやすいので、レッスン前からこまめに飲む前提で準備するのが基本です。
高温多湿では汗が増え、体内の水分が減ると立ちくらみや頭痛につながりやすいとされています。
運動中は定期的な水分摂取が推奨されるため、口が渇く前に数口ずつ飲むよう意識しましょう。
レッスン中に飲むタイミングが取りにくい場合は、強度を落とすか休憩が取りやすいクラスに変える判断もひとつです。
飲む量より「回数」を増やすほうが、胃の負担を増やしにくく続けやすくなります。
水分だけでなく塩分も意識する
汗を多くかく日は、水分だけでなくナトリウムなど電解質の補給も意識すると不調を減らしやすくなります。
水だけを大量に飲むと体液が薄まり、だるさやこむら返りが出る人もいます。
スポーツドリンクを薄めて飲む、必要に応じて経口補水液を少量ずつ使うなどもおすすめです。
汗で塩が結晶化して白く残る人や、足がつりやすい人は電解質不足のサインのひとつとして捉えると判断しやすくなります。
高血圧や腎臓病で塩分制限がある方は、補給内容を医師に確認してから選ぶようにしましょう。
レッスン前は空腹や満腹を避ける
空腹と満腹のどちらも不調の引き金になりやすいため、レッスン前の食事量と時間を整えておくと安心です。
空腹で参加するとふらつきが出やすく、暑さで症状が強まることがあります。
一方で直前の食事は胃の不快感や吐き気につながりやすく、呼吸が浅くなって集中しにくい傾向にあります。
目安は開始1〜2時間前に軽めに済ませ、必要ならバナナやヨーグルトなど消化のよいものを少量にすると調整しやすいです。
少しでも気持ち悪さがある日は、無理に参加しない判断も大切です。
初回は短時間かつ低強度のレッスンから始める
初回は短時間・低強度から入り、暑さへの慣れ(暑熱順化)が進むまで負荷を上げないのが基本です。
ホットヨガでは心拍数が上がりやすく、普段の運動強度よりきつく感じやすいです。
最初は低温設定やリラックス系のクラスを選び、短時間から試す、出口に近い位置で休憩しやすいようにするなどの対策も考えておきましょう。
汗の量や体重の変化よりも、呼吸が乱れない範囲で動けるかを基準にすると継続しやすくなります。
翌日のだるさが強い場合は、休息日を優先して回復を整えましょう。
中止すべきサインを知っておく:めまい・吐き気・頭痛・動悸
めまい・吐き気・頭痛・動悸が出たら、我慢せず中止しましょう。
ホットヨガの不調は脱水、血圧変動、熱中症の初期サインが重なって起こることがあり、早めの対応が安全につながります。
視界が暗くなる、ふらつく、吐き気が続く、冷や汗が出る、頭痛が強まる、脈が速く苦しい、手足のしびれやけいれんが出る、といったサインは要注意です。
その場で座ったり、涼しい場所へ移動したり、水分を少量ずつ取ったりし、それでも改善しなければスタッフに伝えて受診も検討してください。
「少しでも変だな」と感じた時点で止めるほうが回復が早く、次回以降も安全に続けやすくなります。
ホットヨガをやってはいけない人についてのQ&A
ホットヨガの可否は、当日の体調と、持病・服薬の状況の組み合わせで変わります。
ここでは妊娠中や生理中の参加やホットヨガのデメリットなど、よくある疑問について答えていきます。
妊娠中のホットヨガはいつまでできますか
妊娠中のホットヨガは一般的に推奨されにくいです。
妊娠中は循環の変化が大きく、暑さで脱水や立ちくらみが起きることもあります。
とくに妊娠初期は体温上昇を避ける考え方があるため、ホットヨガ環境は慎重な判断が必要です。
運動を続けたい場合は、常温のマタニティヨガや妊娠期向けの軽い運動を検討するのがいいでしょう。
受講可否や条件はスタジオによっても異なるため、自己判断より必ず事前確認を優先してください。
生理中はホットヨガを休んだほうがいいですか
生理中は必ず休む必要はありませんが、経血量が多い日や痛みが強い日は休んだほうがいいでしょう。
出血による貧血傾向や心と体のバランスの乱れがあると、暑さで立ちくらみや動悸が出やすくなります。
受ける場合は低強度にして、ねじりや逆転、長時間のキープは体調に合わせて行うことが大切です。
普段より息苦しさやめまいが出る日は、途中で中止する判断も必要になります。
不安があるときは、常温ヨガやストレッチ中心のクラスに切り替えるのもいいでしょう。
ホットヨガのデメリットは何ですか
ホットヨガの主なデメリットは、脱水やのぼせなど暑さ由来の不調が起きやすい点です。
発汗が増えるぶん、腎臓や心臓に持病がある方は負担になりやすく、体調の変化も大きくなります。
また肌が敏感な方は汗と摩擦でかゆみや赤みが出やすく、頻度やウェア、受講後のケアの工夫が大切です。
メリットを活かすには、体調優先で続けられるように調整する視点が欠かせません。
ホットヨガで高血圧の改善にアプローチできるって本当ですか
ヨガ習慣が血圧に良い影響を与える可能性は示唆されていますが、ホットヨガが高血圧の改善に直結するとは言い切れません。
暑さで血管が拡張すると一時的に血圧が下がることはありますが、脱水が進むと動悸や体調悪化が起こることもあります。
降圧薬を服用中の方は立ちくらみが強まる場合もあるため、ホットより常温ヨガのほうが安全なこともあります。
血圧が高めの方は改善目的で追い込むのではなく、主治医にホットヨガの許可と強度の目安を確認してから始めるのが安心です。
記録をつけるなら、受講の有無だけでなく、受講前後の体調変化も一緒に残しておきましょう。
安全に気を付けてホットヨガと上手に付き合おう
ホットヨガは心身のリフレッシュに役立つ一方、体調や持病によっては「やってはいけない人」もいます。
心臓疾患・高血圧・腎臓病の治療中、妊娠中や産後すぐ、当日に不調がある場合は無理をせず、主治医やスタジオ規定を確認しましょう。
始める場合は脱水と血圧の変動リスクを理解して、水分と塩分の補給、空腹・満腹の回避、短時間・低強度からの開始をセットで考えると安心です。
利尿剤など脱水に関わる薬を飲んでいる方は特に慎重な判断が必要です。
ホットヨガにこだわらず常温ヨガも含めて、身体が受け入れられる環境と強度を選ぶことが、長く安全に続ける近道になります。



